
グラウンディングの正体──宇宙に浮かぶ私、そして散歩へ
ワークショップで伝えていた”グラウンディング”の誘導法
以前、私が瞑想やリーディングのワークショップをしていた頃、最初に必ず伝えていたのが「グラウンディングの基礎」だった。
「地に足をつける」って簡単なようで、実際には自分の”軸”が通っていないとすぐにブレやすくなる。だからこそ、誘導でじっくり”根っこ”を張ってもらっていた。
私がやっていたグラウンディング誘導
参加者にはまず、目を閉じて静かに立ってもらう。
深く呼吸して、自分の体の”中心”を感じていく。足の裏から、根っこが伸びていく。地面に吸い込まれるように、まっすぐに。地中へ、さらに深く。岩盤を超え、マントルを抜けて、地球の核さえも通り越していく。まだ進む、もっと深く。地球の裏側まで。
そこにあるのは…ブラジル。
その問いかけに、参加者がハッと顔を上げる。でも目は閉じたままで、私は続ける。
ブラジルの空を想像してみて。その空の上は?そう、宇宙。
そう伝えると、多くの人が「繋がった」感覚を得てくれた。
結局、どれだけ地球の奥深くに降りても、その先にはまた宇宙が広がっている。これこそが、グラウンディングの循環。
Wi-Fiでつながるスピリチュアル
最近、この一連の流れをこんなふうに例えてみた。
グラウンディング =「身体という端末をWi-Fiに接続」
瞑想 =「そのWi-Fiでクラウド(宇宙意識)にアクセス」
ヒーリング =「クラウドからソフトウェア更新(自己調整)」
対話 =「その更新ファイルの中身をハイヤーセルフと確認」
スピリチュアル用語を使わなくても、これなら日常の感覚として捉えやすいと思う。
最近、私のグラウンディングは”宇宙に寝ている私”
でも、ここ数年で私のグラウンディングビジョンは変わってきた。
いまは、グラウンディングをすると**宇宙銀河に”横たわっている私”**が見える。私の視点から見て左側に、その”私”が浮かんでいて、その先には青く光る地球がある。
この構図はとてもリアルで、”浮かんでいる私”は、地球とつながる意識体のようにも思える。
地球でグラウンディングしている私の”残像”?
このビジョンは、もしかすると”意識の投影”かもしれない。
グラウンディングでしっかり地球に繋がった”私”の意識が宇宙へと広がった結果、その残像が”浮かぶ私”として現れている。
そして、それを”見ている視点”の私は──ハイヤーセルフかもしれないし、ある星から見ている別の私かもしれない。
でも、やっぱり一番のグラウンディングは「散歩」
…とはいえ。ビジョンも意識体の拡がりも、ぜんぶ大切にしてるけれど、それでも私は、こう思う。
「一番のグラウンディングは、散歩」。
特別な方法も、高次のビジョンもいらない。外に出て、空を見て、足を動かして、風や音、匂いを感じる。
その瞬間、**”私はここにいる”**という何よりも確かな実感が湧いてくる。
言うてもさ、いま生きてるのよ、私たち
いま、地球という星の、日本という国の、新潟という場所で、私は生きてる。
足元を見なきゃ。生きてる”今”を見なきゃ。生きなきゃ。
だからこそ、地球にある土、風、動物、虫たち──そこからのメッセージが、いま溢れている。
自然が溢れてなくてもいい。都会でも、田舎でも。そこに”地球の空気”があるなら、それでいい。
パワースポットじゃなくていいの。生きてる場所で、いいの。
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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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