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「意味」を探さない、私の静かな生活。

2026 1/28
くまこブログ ほしくまこ
2026年1月27日2026年1月28日

「目覚め」「覚醒」「次元上昇」という言葉から、静かに降りた場所

私は、
「目覚め」「覚醒」「次元上昇」という言葉に、
強く惹かれたことはない。
正直に言えば、昔から少し距離を置いて見ていた。
どこか現実から浮いている感じがして、
肌に合わなかったから。
―――――


去年を振り返ると、
今思えば、あれは削ぎ落としだったんだと思う。
でもそれは、誰かに相談した結果でもなく、
占ってもらったわけでもない。
シンクロを追いかけたわけでも、
意味を探したわけでもない。
自然に
見なくなって
探さなくなって
結びつけなくなった。
―――――


特に大きかったのは、
日常のシンクロやエンジェルナンバーを
意図的に拾わなくなったこと。
探さなくなると、
不思議なくらい、今が見えるようになった。
今日の天気、
コーヒーの味、
誰と話したいか。
「次に何が起きるか」より、
「今、何をしているか」の方が、
ずっと大きく感じられるようになった。
―――――


宗教研究や心理学の世界では、
成熟が進むほど
「特別な体験」や「啓示」から離れていく
という話がよく出てくる。
仏教学者の鈴木大拙は、
悟りとは
特別な境地に行くことではなく
日常に帰ることだと語っている。


マインドフルネスの創始者として知られる
ジョン・カバットジンも、
人生が変わるような体験より
「皿洗いをどうするか」の方が大切だと
繰り返し話している。
派手さが消えて、
生活に溶けていく。
気づきが深いほど、音は小さくなる。
今の私の感覚は、
その説明ととても近い。
―――――


ドリーン・バーチューの転身を知ったとき、
それは衝撃だった。
私のオラクルカードの始まりは、ドリーンだったから。
エンジェルカードも、エンジェルナンバーの本も、
最初に手に取ったのは彼女のものだった。
だからこそ、
否定されたように感じたというより、
時代が大きく切り替わった瞬間を
目の前で見せられたような感覚に近かった。
―――――


私はキリスト教徒でもないし、聖書も読まない。
それでも、
彼女が語っていた
「サインを追い続けることで、今から離れていく感覚」には
今なら共感できる部分がある。


心理学では、
意味やサインを過剰に探し続ける状態は
「外部参照が強くなりすぎた状態」と説明されることがある。
自分の感覚より、
外側の答えを優先してしまう状態。
私が
今が見えるようになって、幸せを感じた
と感じたのは、
たぶんそこから戻ってきたからだと思う。
―――――


スピリチュアルは嫌いじゃない。
でも、私が好きなスピリチュアルは
覚醒でも、次元上昇でも、使命探しでもない。


今日なに食べようかな。
友達を誘ってランチに行きたいな。
洗濯が終わったな。
そういうところに、ちゃんと心がある状態。


心理学的に言えば、
これは「統合された自己」に近い状態だとされる。
特別になろうとしなくていい。
説明しなくていい。
今の自分で立っていられる。
―――――


もし私なりに
「覚醒」や「次元上昇」という言葉を使うなら、
それはきっと
スピリチュアルからの脱却
だと思っている。


特別になろうとするのをやめて、
意味づけをやめて、
物語を盛らずに、
自分の生活に戻ること。
―――――


最近よく思うのは、
「癒してあげる」「癒してもらう」という関係性そのものが、
もう役目を終えつつあるんじゃないか、ということ。


癒しという言葉はやさしいけれど、
そこに上下や依存が生まれた瞬間、
それはもう健やかな関係ではなくなる。


誰かが導き、
誰かが救われ、
誰かが許可を与える。


そういう構図は一見スピリチュアルだけど、
実際はとても人を弱い場所に留めてしまう。
私は今、
癒してもらいたいとも思わないし、
誰かを癒してあげたいとも思っていない。
ただ、自分の感覚を自分で信じて、
日常をちゃんと生きていたいだけ。


何が大切かといえば、
依存しているかどうかに気づけることだと思う。
誰かの言葉がないと決められない。
誰かの解釈がないと安心できない。
誰かに「大丈夫」と言ってもらわないと進めない。
それに気づいた時点で、
もう半分は自由になっている。


もし「覚醒」や「次元上昇」という言葉があるとしたら、
私にとってそれは
スピリチュアルに深く入ることじゃなく、
そこから静かに降りてくること。
特別な役割も、
使命も、
癒し合う物語もいらない。
今日なにを食べるか。
誰と笑うか。
気持ちよく眠れるか。
その全部を自分で選べていることが、
もう十分すぎるほどだと思っている。
―――――


最近は、
「癒された」という感覚よりも、
「楽しい」「おいしい」「うれしい」
そういう感覚の方がしっくりくるようになった。
誰かに癒してもらう必要も、
誰かを癒してあげる役割もなくて、
ただ、笑って、食べて、眠って、
それが心地いい。
たぶん私は、
癒しの先にあるものを探していたんじゃなくて、
生活の中にある「楽」に戻ってきただけなんだと思う。
―――――


去年、私はそこに辿り着いた。
誰かに導かれたわけでも、
何かを達成したわけでもない。
余計なものが落ちて、
日常が残った。
もし、同じ感覚にいる人がいたら、
「私もだよ」と、静かに思ってもらえたらいい。
―――――
✧━━━━━━━━━━━━━✧
自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
✧━━━━━━━━━━━━━✧

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