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カラスの亡骸を見た日

✴ カラスの亡骸を見た日

いつもより気温が高い日だった。
夕方5時を過ぎても気温計は30度を越えていて、
焼け付くような時間帯のはずなのに、太陽は昼間のように燃えていた。

信号が変わり、右折。
夕映えの跨線橋を車で越える。

道路の真ん中に、何かの影。
カラスだ。

一瞬、「わたしのメッセンジャーだ」と少し嬉しくなった。
でも、その感情はすぐに、シャッターを下ろすように消えた。

──カラスの亡骸。
車にぶつかったのかもしれない。
そのすぐ横に、もう一羽のカラス。
寄り添っているようにも、食べているようにも見える。

車の中からでは、はっきりと確認はできなかった。
けれど、「キャー」とか「可哀想」とか、そういう感情は湧いてこなかった。

ただ、静かにこう思った。
「生きるということだな」と。

食べていたとしても、
それは「生きるため」だから。

気づいてから避けて通りすぎるまで、ほんの数秒。
だけど、少し長い物語を見たような感覚だった。




✴ カラスのスピリチュアルメッセージより

カラスは、死と再生・変容の使者とも言われます。
破壊や終わりではなく、そこから始まる「新しい光のサイクル」を教えてくれる存在。

また、「賢さ・霊的な視点・高次のメッセージ」などを運ぶともされ、
メッセンジャーとしての役割も古くから語られてきました。

この日、もし自分のために現れたメッセージだったとするなら──
「古いコードを脱ぎ捨て、新しい生命のリズムに入るタイミング」。
そんなふうにも感じています。




✴ 星の流れとコードの一致

この日は、新たな15枚のリーディングをショップに公開した直後だった。
カードを使うことをやめようと思っていたのに、
浮かんできたスプレッドで、もう一度やってみようと感じた流れ。

そして、カードたちはこう語っていた:

> 「覚悟を決めた人に、光が動き出す」
「魂の声に従って、動くとき」
「すでに受け取っている光に気づくこと」



まさに、死と再生のタイミングに一致する内容。




✴ 地に足をつけるということ

空を飛ぶカラスが、地面に落ち、
そして別のカラスがそれに寄り添う。

「グラウンディング(地に足をつける)」という言葉が、
この日ほどリアルに響いたことはなかった。

空からの視点と、地面からの視点。
両方の視点が重なることで、真の「コード」が点灯するのかもしれない。




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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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