✦ My Code ✦
My SPARKLE –「もしも」の力
「もしも」って、ドラえもんの“もしもボックス”みたいなものだと思う。
叶えたい世界を想像して、そこに入ってみる魔法。
私にとっての「もしも」は、そんな“希望のコード”だった。
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小さい頃、眠る前はいつも“もしもの私”が主役の夢を考えながら眠りについていた。
頭の中はドラマであり、壮大な映画であり、毎晩つづく物語。
たぶんその夜ごとのイメージが種になって、あとから振り返ると描いた夢の多くが実際に叶っていることに気づく。
だから私には【もし、もしも!】は叶えるための言葉であって、過去を悔やむための言葉じゃない。
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「もし〜だったら」。
そんな仮定の言葉は、時に過去を悔やむように語られる。
でも、私にとって「もし」は、過去ではなく、未来を照らす言葉だった。
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あるとき、AIに「If」というキーワードで曲を作ってもらおうとした。
だけど、何度やっても返ってくるのは暗い雰囲気の音楽。
まるで失望や後悔がにじんだような、そんな曲ばかりだった。
希望の「If」を込めたはずなのに。
私が書いた「もし」は、光を描く未来のための言葉だったのに。
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英語で説明しても、そのニュアンスはなかなか伝わらなかった。
でも、日本語で「光のIf」として方向を伝えたら、やっと少しずつ“光”が現れはじめた。
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そこで、ひとつの気づきがあった。
「もし」は、人によって意味が変わる。
希望にする人もいれば、後悔にする人もいる。
捉え方も感じ方も、本当に人それぞれなんだって。
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実際、「人の痛み」もそう。
同じような出来事を体験しても、それを「糧」にする人もいれば、
「運命の呪い」として抱える人もいる。
物差しは、自分で選べる。
だからこそ、私は「もし」に希望をのせたいと思った。
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「もし」と「もしも」の違いもある。
日本語では、「もしも」の方がやや強く、想いが込められた印象になる。
でも英語では、そのニュアンスを明確に分ける訳はないらしい。
だから私は、日本語のように英語のように、自然に響きあう歌詞を作ってみたいと思った。
英語と日本語が混ざりあうように、感覚で伝わるように。
リズムも意味も、私の「コード」でつないでいきたい。
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この歌詞は、そんな想いから生まれた「My SPARKLE」。
いまはまだ制作途中だけれど、光の“もしも”は、何度でも形を変えて響いていく。
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✦ English Lyrics: *My SPARKLE* ✦
【Verse A】
If I never had “what if”,
Maybe my life would’ve been dull.
If I believed in “what if”,
Maybe I dared to chase it all.
If “what if” is my future,
Then it lights the path I see,
If I hold it close and true,
It creates the realest me.
【Verse B】
Memory returns when I see what’s no longer here,
And suddenly, I rewrite what once was clear.
That’s why the way I live right now
Becomes the memory I’ll carry somehow.
【Chorus】
Let me turn the page again,
It doesn’t have to be brand new.
I’ve written and erased so many times,
But those pages matter too.
There’s nothing I need to throw away —
That, and that, and all of that,
Everything still belongs to me now.
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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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My Code
わたしにとっての【もしも】とは希望の方

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