
自然に、手放されるとき──満月と香りの記憶から
「スピリチュアル」と言われるような浄化や癒しの力は、本当は、誰かに”してもらう”ものではないのかもしれない。
私たちは、もともとその力を”持っている”。
ふたたび現れた”あの香り”
さっき──夜の静けさの中で、ふいにまた”あの香り”を感じた。
でも今日は、6日前と明らかに違っていた。今回ははっきりと「人の匂いでも、物の匂いでもない」とわかった。
もっと感覚的な、言葉にしがたい香り──**「状況の匂い」や「記憶の香り」**だった。
それがなぜ”香る”のか、少しわかった気がした。
それは、身体の中から抜けようとしているものだから。
だから私にだけ香る。他の誰にもわからなくていい”気配”のような匂い。
身体が起こす自己浄化
これは、いわゆる「浄化」なのかもしれない。けれど、誰かに”してもらう”ものではない。
私自身の身体が自然と起こしている、自己浄化。
わたしにとっては、もう不要になった”過去の記憶”や”感情”が、静かに、でも確かに、離れていこうとしている合図。
月のサイクルとの連動
7月3日、上弦の月の前後にも同じように香りを感じていた。そのときに書いたブログでは「夜のタバコの煙のような残り香」と表現していた。
それもきっと、過去の対人関係や情景にまつわる何かだったのだろう。
そして、今日の満月の日──さらに深く、身体の奥に残っていたものが、香りとなって浮かび上がった。
思い出す必要もない。正体がわからなくてもいい。
でも、身体は知っていて、ちゃんと反応して、出そうとしてくれる。
それって、すごいことじゃない?
自然なリズムで起こる手放し
私たちの身体は、上弦の月、満月、下弦の月、新月…そんな月のサイクルと連動するように、自然なリズムで「浄化」や「手放し」を起こしてくれているのかもしれない。
だから、「浄化しなきゃ」とか「手放さなきゃ」と力まなくてもいい。
ちゃんと、必要なときに、必要なぶんだけ身体が教えてくれる。
“ありがとう”のサイン
今日は、そんな自己浄化の香りがした。
もういらないものが、そっと身体から離れていくとき、それは匂いとなって、私にだけ届く。
それはたぶん、“ありがとう”のサインでもある。
7月3日 上弦の月:記憶の残り香と対面する時間
7月11日 満月:不要な記憶が身体から離れていく夜
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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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