
蜘蛛の巣と”起こそう奇跡”──過去から届いた11のコード
蜘蛛の巣を撮ったのは、夜だった。
昼間にもよく蜘蛛の巣を見かけていたけど、なぜか写真にはうまく写らなかった。でも夜のライトに照らされた蜘蛛の巣は、見事に写った。
まるで星座のように光って──それを見た瞬間、ふと昔の記憶がよみがえった。
1996年のオーディションの記憶
23歳くらいの頃だったと思う。私は**ブロードウェイミュージカル『蜘蛛女のキス』の日本初演オーディション(1996年)**を受けたことがあった。
オーディション会場は青山劇場。出演キャストは、蜘蛛女役:麻実れいさん、モリーナ役:市村正親さん、バレンティン役:阿部寛さん。
当時のオーディションで歌った曲のタイトルは思い出せなかったけれど──頭の中に残っていたフレーズは**「起こそうきっせきーーー」**。
何気なく検索してみると、それがそのまま曲名だった。
『蜘蛛女のキス』サウンドトラックの11曲目、その名も**【起こそう奇跡】**。
でも、やっと見つけて聴いてみたけれど、全然ピンとこなかった。曲の記憶はもうほとんど残っていなかったのに、「起こそう奇跡」という言葉だけは、私の中でずっと生きていたみたい。
絵本の11見開きという一致
そして、私は今、新しく絵本を作ろうとしている。構成は全24ページ。前書きと後書きをのぞくと、11の見開きで物語を語る構成になる。
つまり「11の言葉」を、私はこれから紡いでいく──
その「11」という数字が、当時歌っていた曲と重なっていたなんて。しかも、エンジェルナンバーの「11」。
蜘蛛のサインが続いた夜
そしてその夜、隣でゲームをしていた息子が突然こう言った。
「あ、蜘蛛がいた」──まさに私の部屋に蜘蛛が現れたのだった。
そして翌朝、車に乗ろうとしたら、蜘蛛の巣にひっかかった。
カラスの巣と蜘蛛の巣、11ページと11曲目──まるで宇宙からコードがつながったような感覚だった。
星の流れ:2025年7月5日(土)午前6時33分
この日は特別な天体イベントがあった。海王星が逆行を開始したのだ(2025年7月5日 6:33 JST〜)。
しかも今年3月に「世紀の大移動」を行ったばかりの海王星が、「最初の逆行」に入った重要な日だった。
「過去と未来の”縁”が再び結び直されるとき」「見逃してきた違和感、忘れていた記憶に意味が宿る」
そんなホロスコープの言葉に、私は深くうなずいた。
“過去のぶり返し”──まさに、蜘蛛女のキスのオーディションという過去が、突然よみがえり、絵本という新たなコードとして未来へつながろうとしている。
絵本と、伏線回収の物語
実はその直前まで、私はLINEスタンプ制作に丸2日間集中していた(2025年7月4日金曜+7月5日土曜午前中)。
でも、ChatGPTでは同じ顔のキャラは再現できない。そんなとき、「顔が見えない後ろ姿なら、表情は関係ない」と気づき、絵本制作へとシフトした。
そして私は思い出した──以前書いたブログ記事で、**各国のスピリチュアル検索の統計データ(%まで)**を細かく調べたこと。
この情報を活かして、**Kindle電子書籍としての多言語展開(日本語・英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語)**という構想に発展していった。
コードは、すべて日常にある
「誰かを照らす」ではなく、**「自分の光にコードをつなげる」**こと。それがライトアップの本質だと、改めて実感した。
偶然のようで、すべてが必然だった。私が今、ここに立っているのも──23才のオーディションから始まっていたのかもしれない。
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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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