ツバメ

✴ ツバメ ✴

── 自分のタイミングで灯すスイッチ ──

ツバメの群れが目の前を何度も旋回していた朝。

兄を送る車の中、曇り空の下に静かな気配が降りてきた。道を切りひらくように風を動かして、「行っていいよ」って背中を押された気がした。

空の色とツバメの意味

今日の空の色は、なんとなく喉のあたりを思い出させる色だった。表現すること、声にすることと関係があるのかもしれない。

ツバメといえば、旅立ちや変化の始まりを表すって聞いたことがある。でも、それが本当かどうかはわからない。

ただ、あの瞬間に感じた「行っていいよ」という感覚は、確かに私の中で何かが動いた合図だった気がする。

自分の光を灯すのは、誰かに許されたときじゃなくて、自分が「今だ」って感じたそのとき。

今日、ツバメたちは私のそのスイッチを押してくれた気がした。

でも本当は、スイッチはいつも自分の中にあって、ツバメはただそれに気づかせてくれただけなのかもしれない。

進むべき道は、もう開けている。流れに身を任せて、大丈夫。

そんなメッセージを受け取った朝でした。

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自分にコードをつなげよう

My rhythm, my light

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