くまこブログ

間違えられた鍵と朝のトカゲ──繭の光に続いていた現実のコード

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先日、夢の中で”橋”を見た。その後のグラウンディングでは、”繭のような光”に包まれるビジョンを体験した。

あれはただの夢や瞑想ではなかった。それを確信したのは、現実の中でも次々と小さなコードが届いたからだった。

家族で出かけた温泉での出来事

その翌日、家族で日帰り温泉に出かけた。兄と、息子と娘と一緒に。

ごく普通の、気取らない温泉施設。靴を下駄箱に入れて、番号の鍵を受付に預けるスタイル。それぞれのロッカー番号が入館時にシステムに登録される仕組みだった。

帰り際、受付で靴箱の鍵を返してもらう。何気なく渡されたその鍵──私のだけ、違っていた。

靴の鍵が「私だけ」違った

他の家族はスムーズに自分のロッカーに戻れたのに、私だけが開かなかった。

「あれ?」と思って鍵の番号を見ると、500番台。

でも私の靴は、600番台のロッカーに入れた記憶がある。そして、その靴はそこにちゃんとあった。

つまり、入館時に受付の人が番号を間違えて登録していたということになる。家族全員分の鍵を扱った中で、私のだけが間違っていた

「なんで私だけ?」と思った感覚

その瞬間、何かが引っかかった。なにげないミスかもしれないけれど、「なんで私だけ?」そんな感覚が、じんわりと残った。

少し不思議で、少し寂しくて、でもどこかで「これには意味がある気がする」と思った。

それは、本来の場所に合っていない鍵を渡されたということ。誰かの思い込みやシステムでは、私の”正しい場所”がちゃんと記録されていなかった。

もしかしたら、これはメッセージだった

靴は「地に足をつける場所」
鍵は「その場所を開くためのコード」

**私の本来の場所は、他人の記録やルールでは特定できない。**だからこそ、この出来事が起きた。

家族の中で「私だけが違っていた」ことも、それ自体がメッセージのように感じられた。

翌朝、出会ったトカゲ

そしてその翌朝。散歩中、小さなトカゲを見かけた。

するりと草陰から現れて、静かに足元を横切っていった。久しぶりに出会ったその姿に、ふと目が止まる。

あとになって思い出した。トカゲは「変容・脱皮・再生」の象徴だということを。

私は変わるタイミングにいる

昨日の「ズレた鍵」、今朝の「トカゲ」。そのどちらにも、共通したテーマがあった。

「過去の自分から抜け出すタイミング」
「新しい場所、新しい自分に合ったコードを選ぶ段階」

しかも、その”変化”は派手ではなく、静かに、内側で起きている。まるで、前日のグラウンディングで感じた”繭の光”のように。

すべてが繋がっていた

橋、鍵、トカゲ、繭の光。全部がバラバラの出来事のように見えて、実は深いところで繋がっていた。

私は、私自身の場所へと帰るために、静かにコードが切り替わるタイミングにいた。

渡された鍵は間違っていたけど、靴はちゃんと本来の場所にあった。それを”自分の感覚で”確認できたことが、一番大切だったのだと思う。

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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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