
夢と現実のあいだで
── 「やっぱりやめます」と言えたこと ──
2025年6月16日(月)3:54、一度目の目覚め。再び眠って5:20に目覚めた。
その間に見た夢は、正直、私にとって”嫌な夢”だった。でも、あまりにも濃く、はっきりしていて、いま振り返っても意味の深い内容だったので、記録しておくことにした。
オーストラリアでのメイク
舞台は知らない町。私はその町に住んでいた。
知り合いのヘアメイクの方が家に来て、私は長い時間メイクを受けていた。でも、途中で外に出てテラスでランチを食べる。場所はどうやらオーストラリアのよう。
隣に座っていた年上の男性が、親しげに話しかけてきた。もうひとりの男性とともに、政府の宇宙関係の仕事をしているらしい。その彼らの言葉は少しぎこちない日本語。
彼らは私に言った。「ここはみんなフレンドリー。だから片言でもいいんだよ」と。
気がつくと、私は使っていないモニターを探していて、それを玄関のモニターとして使うことを決めていた。
メイクをしてくれていた方が帰るという。子供を二人連れていたことに、そのとき初めて気づいた。とても静かに長い時間待っていたその子供たちに、私は申し訳なさと驚きを覚えた。
「カッパ寿司でも行く?」と誘ってみたけど、彼女はハロウィーンの仮装をしていて、仮装イベントに向かうからと断られた。
川沿いの道で
場面が変わる。私は川沿いの道を歩いていた。
チラシを拾う。知り合いらしき女性が出演するミュージカルのものだった。彼女がメインではないけど、よい役をもらったと知って、ほんの少しだけ、心にざらつきが走った。
「私も…?」という小さな嫉妬。でも、それを誰かに見せるわけではなく、その気持ちを自分の中で静かに抱えて歩いた。
大根2本を抱えて歌う
そのあと私は、ミュージカルのオーディション会場に立っていた。なぜそこにいたのかは不明。私は両手に大根2本を抱えて歌った。
歌い終わったあと、審査員に話しかけられたが、その瞬間に私は気づいた。
「あ、私、このミュージカルに出たいわけじゃない」
「すみません、私やっぱり辞退します」と告げた。審査員は驚きつつも、「違う形で関わってみない?」と言ってくれた。
でも私は、舞台を後にした。
洪水と救出
会場を出て、川沿いの道を再び歩いた。そこに洪水が起きていて、先に進めなくなっていた。
袋のようなものに閉じ込められていた数人がヘドロにまみれながら救出されていく。それは芸能人らしい人たち。売れていない、どこか威張った態度の人たち。
その様子を見ていて、私はもう一度はっきりと感じた。
「私の行くべき場所は、ここじゃない」
大きな転換
起きたあと、なんとも言えない感情が残った。夢そのものが嫌だったというより、”過去に感じてきた感情”の再体験のようだった。
でも、夢のなかで「違う」と気づけたこと。嫉妬を抱きながらも、それを自分で静かに認識できたこと。声を出して「やっぱりやめます」と言えたこと。
それが、すごく大きな転換だったように感じている。
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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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