Dream Cord

夢のリードと、朝のチャイム

Dream Code × My Record

–– 境界とつながりの間で起きたこと

昨夜、寝落ちしてふと目が覚めたのは深夜。
いつのまにか眠っていた感覚のまま、もう一度まどろみながら、2つの夢を見た。




一つ目の夢は、心がほどけるようなものだった。

美味しいと評判の居酒屋を予約して、
大切な友人たちとそこに集まるという夢。
準備をしている私のそばには、「この人、私のこと好きなんだろうな」と感じる男性がいた。
夢の中では香取慎吾ちゃんの顔で現れて、
やさしいまなざしのその人に「一緒にどう?」と声をかけたら、
彼はとても嬉しそうにしていた。
みんなで楽しく過ごすその空間が、とても心地よかったのを覚えている。




二つ目の夢は、ちょっとリアルな緊張感。

私は2匹の犬を連れて散歩していた。
うちの犬は臆病で、慣れていない人には警戒心が強い。
だから夢の中でも「触らないでください、噛みますよ」と
知らない人に伝えながら歩いていた。

するとその途中で、1匹のリードが外れてしまった。
一気に焦りがこみ上げ、慌ててリードを踏みとどめて、
なんとか犬を止めることができた。
ホッとしたと同時に、「もっとしっかりしたリードを買おう」と思った。
それは現実の私が日常でも感じている、“予防と備え”への本能的な反応だったと思う。




夢をメモしながら、「これは今の私の心を表してるな」と感じた。
人とつながりたい。
でも自分の境界もちゃんと守りたい。
それがどちらか一方に偏ることなく、少しずつバランスを取り始めている実感。




そんなことをぼんやり考えていた早朝5時半。

玄関のチャイムが鳴った。

「え、こんな時間に誰?」と2階から覗いてみたら、
なんと93歳の父が玄関先に立っていた。
朝の散歩に出ている間に、家の鍵を兄がかけてしまい、
締め出されてしまったらしい。

兄に悪気はまったくなかった。
彼には障害があり、
「鍵が開いているのは危ない」と思ったら、
そこに人がいたかどうかや戻る予定までは、うまく想像が届かない。

しかもそのチャイム、兄の部屋に届くスピーカーの電池が切れていて、
兄には音が届いていなかった。
結果的に、私が気づいて、鍵を開けて父を迎え入れた。




この出来事は、まさに「夢の続き」のようだった。
リードが外れた犬を止めにいった夢の後に、
現実でも家族の“つながり”を守るようなことが起きた。

私の中にある「境界線」への意識と、
「大切な存在を見過ごさず繋ぎとめたい」という気持ちが、
夢でも現実でも同じように動いていた気がする。




人とつながること。
自分を守ること。
それはきっと“どちらか”ではなく、“どちらも”でいい。

夢も現実も、今の私のコードは
そう教えてくれている。




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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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