
注目されない月のフェーズの力
満月や新月ばかりに注目が集まりがちだけれど、 実はその”間”にある月の動きが、私たちの心や日常に深く作用しているのだと思う。
スタートとしての新月、ゴールのような満月。 わかりやすい節目ばかりを意識してしまうけれど、 本当に大切なのはその間にある過程、道のり、積み重ねなのかもしれない。
今回の下弦の月はまさにそのことを教えてくれるようで、 私自身にも「強制リセット」としか思えない出来事が立て続けに起きた。 スマホの定型文が全部消えたり、GPSがなぜか”川の中”を示し続けたり。
でもそれをただの不具合ではなく、 「今は浄化の流れにどっぷりいるんだ」という合図として受け取ったとき、 ふっと心が軽くなった。
コンテスト世界とのコードの変化
2022年にミセスコンテストに出たことをきっかけに、 私は自然と「ドレス」「ヒール」「コンテスト関係」といった世界にコードがつながっていった。 眩しいと感じていたわけではなく、ただその場にいたから、自然とつながりが広がっていった世界。
そのおかげで出会えた友達は、今も最高の存在で、かけがえのないつながりになっている。 だからこそ、あの時期にそこにいたことにも意味があったと思える。
ただ、今は少しずつ、その世界とのコードが切り替わってきている。 アルゴリズムが変わったのはInstagramではなく、私自身の方。 見えてくる世界が自然に変化していて、 華やかさや特別さよりも、自然や音楽、静かな日常に心が向いている。
川の中にいるGPSが教えてくれたこと
こうした変化は、ただ偶然に起きているのではなく、 きっと今の星の流れ ― 9月の下弦の月とも深くつながっているのだと思う。
満月や新月ほど派手ではないけれど、 その”間”にある下弦の月は、強制的に整理やリセットを促すタイミング。 今回もまるで、スマホやGPSを通して「今は浄化のプロセスにいます」と わかりやすいサインを見せられているようだった。
そして今週の私は、なぜかGPSの現在地が「川の中」。 家にいても、出発しても、なぜか川の中にいることになっている。 まるで「今はとことん浄化の流れに浸かっていますよ」と教えてくれているみたいで、 思わず笑ってしまった。
体調や気分の変化パターン
眠くて仕方ない日や、気分のアップダウンが激しい日。 それでもすぐに回復するリズム。 SNSの世界が自然と切り替わっていく感覚。
この時期特有の体の反応として:
- 異常な眠気に襲われる日がある
- 感情の浮き沈みが激しくなる
- でも回復も早い、波のようなリズム
- 自然や静寂を求める気持ちが強くなる
- 電子機器を通じたメッセージを受け取りやすくなる
これらの変化は、決してネガティブなものではなく、内側での大きな調整が行われているサインなのかもしれません。
人生のフェーズ転換期
下弦の月の時期は、占星術的には「手放しと整理」の期間とされています。満月で満たされたエネルギーを整理し、新月に向けて不要なものを削ぎ落としていく時期。
私の場合、コンテスト世界から自然志向へのシフトも、まさにこの「手放しと整理」のプロセスなのかもしれません。
どちらが良い悪いではなく、その時の自分に必要だった世界から、今の自分により適した世界への自然な移行。強制的にではなく、内側からの欲求として起こっている変化だからこそ、抵抗感なく受け入れられているのでしょう。
技術的な不具合と心の状態
スマホの定型文が消える、GPSが誤作動するといった現象も、単なる技術的トラブルとして片付けるのではなく、今の内面の状態と関連付けて捉えてみると興味深いものがあります。
定型文が消える → 決まりきったコミュニケーションパターンの見直し GPS が川の中を示す → 浄化の流れの中にいることの象徴
こうした解釈は、科学的根拠があるわけではありませんが、日常の出来事に意味を見出すことで、変化の時期を前向きに受け入れやすくなる効果があります。
共通体験としての月の影響
これは私だけの感覚じゃなくて、同じように感じている人がきっといる。 そう確信できたのは、やっぱり星の流れ自体が今そういう方向に動いているからだと思う。 だからこそ、”私だけじゃなかった”と安心していい時期なんだ。
月の満ち欠けが人間の心身に影響を与えるという考え方は、古くから世界中の文化に存在します。現代でも、医療現場で満月の夜は出産や救急搬送が増えるという経験談を聞くことがあります。
科学的な証明は難しいものの、多くの人が似たような体験をしているという事実は、私たちが思っている以上に自然のリズムと深く繋がっていることを示唆しているのかもしれません。
間のプロセスを大切にする生き方
満月や新月といった「わかりやすい節目」だけでなく、その間にある日常の小さな変化や調整期間にも注意を向けることで、人生のリズムをより深く理解できるようになります。
派手な変化や劇的な出来事ばかりに注目するのではなく、静かに進行している内面の変化や、日常の小さなサインにも耳を傾ける。それが、自分らしいリズムで生きていくための大切な要素なのかもしれません。
下弦の月が教えてくれるのは、「間」にこそ本質があるということ。その静かな力を信じて、今の変化の流れに身を任せていこうと思います。
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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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