くまこブログ

セミコロン ― 続いていく物語

セミコロンを知ったのは、今年の8月はじめ頃。 その瞬間にロゴが閃き、ページをつくり、アイテムのイメージまで一気に広がった。 でも実際に投稿するまでには、約1か月かかった。

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セミコロンアイテム

なぜか。 それは「終わりではなく続いていく」というセミコロンの意味が、私自身の過去や歩みと重なったから。 簡単に光を当てられるものではなく、気づかないうちにブレーキをかけていた自分もいた。 そのブレーキさえも受け止めながら、時間をかけて”今”へとたどりついた。

それでも、書きたいことに悩むことはなかった。 日々のブログは自然に書けていた。 気がつけば下書きには、セミコロンに関する二つの記事だけが残っていた。 「あ、今なんだ」 そう思った瞬間に、ようやくアップすることができた。


光は、陰を知っているから光になる

私がセミコロンに惹かれたのは、Light Upプロジェクトと同じ根っこがあったから。 光はポジティブだけじゃない。 陰や止まりを知っているからこそ、ほんとうの光を感じられる。 セミコロンはその象徴のように思える。

海外のProject Semicolonは、自殺予防や精神的な困難を乗り越えた人たちの連帯の象徴として生まれた。 セミコロン(;)は「著者が文章を終わらせることができたが、終わらせることを選ばなかった場所」を表す。 つまり、「あなたが著者で、あなたの人生が文章だとしたら、まだ続きがある」という意味。

私はこの考え方に深く共感し、日本語の「、」と「。」を組み合わせた日本版セミコロンのロゴを作った。 「、」で一度立ち止まって、でも「。」で終わりにはしない。 まだ続いていく物語があるから。


引き出しの中の時間たち

過去の経験が今をつくる。 でも答えを過去に閉じ込める必要はない。 未来を先に決めることで、今を変えていくこともできる。 セミコロンは「まだ続きがある」という未来の余白を残す記号。

それは私が書いた本、『マインドフルドローワ』にもつながっている。 引き出しの中には、過去の出来事も未来への準備も入れられる。 過去の引き出しを見返すこともあれば、未来のための引き出しにワクワクをしまっておくこともできる。 その発想から生まれたタイトルであり、Kindleで形にしたLight Upのひとつ。

時間は一直線に流れるものじゃない。 引き出しのように、必要な時に開けて、そっと閉めて。 その自由さが、私の中での「続いていく物語」の形。


全部がひとつの物語

そして思う。 私にとっての経験は、特別に「暗いページ」ではなく、ただの一枚の紙に書かれた文字。 他のページと同じ紙でできていて、すべてが一冊の物語をつくっている。 分けるからジャッジが生まれる。 ほんとうは、ひとつなのだ。

スピリチュアルな「手放し・浄化」ではなく、全てを統合した結果の活動。 セミコロンは、そのことを思い出させてくれる。 私のLight Upも、過去も未来も、笑いも涙も。 全部がひとつにつながって、まだ続いていく物語だから。

「歩いた道が My Brand」 これが私のコンセプト。 その道には、止まった場所も、迷った場所も、走った場所もある。 でも全部が今の私をつくっている。 そしてまだ、続いていく。


Semicolon JP のアイテムを通して、同じように「続いていく物語」を生きている人たちとつながれたら。 それぞれの「、」があって、それぞれの続きがある。 そんな物語の仲間として。


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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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