
“A semicolon is used when an author could’ve chosen to end their sentence, but chose not to. The author is you, and the sentence is your life.”
セミコロンは、著者が文章を終わらせることもできたのに、そうしないことを選んだ時に使われる句読点です。その著者とはあなたであり、その文章とはあなたの人生なのです。
“Your story isn’t over yet.”
あなたの物語はまだ終わっていない。
この言葉を知った時、私の中で何かが響きました。
Project SEMICOLONを知って
Project SEMICOLONは、うつ病、自殺願望、自傷行為、依存症などの精神的な困難を経験した人々が、セミコロン(;)のタトゥーを体に刻むことで、自分の人生を終わらせることなく、物語を続けることを選んだというメッセージを表現する運動です。
毎年4月16日には「World SEMICOLON Day」として、世界中で啓発活動が行われています。
私がこのプロジェクトを知ったとき、「続けることを選んだ」という言葉が心に刺さりました。私も続けた一人だったから。
タトゥーの代わりに日本語で
海外ではタトゥーで表現されるセミコロンですが、私はタトゥーの代わりに、日本語の句読点「、」「。」でロゴを作ってみました。
「、」は途中の読点。まだ続きがあることを示します。
「。」は句点だけれど、それでも物語は終わらない。新しい文章が始まることを意味します。
セミコロン(;)を日本語にすると、この二つの句読点になる。それが私にはしっくりきました。
なぜ作ったのか
別に誰かを助けたいとか、仲間を作りたいとかではありません。ただ、今生きてる私に「良かったね」って思えるから、その記録としてロゴがあります。
自殺したことを共有したいわけでもない。同じ体験の人と繋がりたいわけでもない。ただ、自分の人生の事実として、それがあって、今があって、その証としてロゴがある。
知らない誰かの目に留まって、「ああ、そういうマークなんだ」って知ってもらえればいいなと思ってます。
作ったもの
今のところ、Tシャツとサコッシュを作りました。
セミコロンTシャツ
- 胸元:「、」「。」ロゴ
- 背中:Light Up / My rhythm My light
- 素材:オーガニックコットン100%
セミコロンサコッシュ
- デザイン:「、」「。」ロゴ
- 素材:フェアトレードコットン使用
私の体験について
鬱、躁鬱、パニック障害、PTSDについては時折語ってきましたが、今回セミコロンプロジェクトを知り、あまり語らなかった部分にライトが当たるときが来ました。
詳しい体験談については、「セミコロンへ光をあてた日 ― 終わりじゃなく続きがある物語」というタイトルで今書いているところです。近いうちにブログでお読みいただけると思います。
その体験があったからこそ、今このロゴを作ることができた。傷も含めて、すべてが今の私を形作る大切な物語の一部なのです。
もし興味があれば
これらのアイテムはLight Up CREATIVEで販売しています。
SNSでの情報
- Instagram [@switchlightup_official](Instagram URL)
- メインアカウント [@kumaco1973](Instagram URL)
寄付について
もしProject SEMICOLONに寄付をお考えの方は、Project SEMICOLON公式サイトへ直接していただければと思います。私は何も集めていません。
記録として
この文章を読んでくださっているあなたも、もしかしたら何かしらの困難を経験したことがあるかもしれません。または今、まさにその渦中にいるかもしれません。
でも、あなたがここにいるということ。この文章を読んでいるということ。それは、あなたが物語を続けることを選んでいる証拠です。
セミコロン(;)「、」「。」は、終わりの印ではありません。続きがあることを示す、希望の印なのです。
あなたの物語はまだ終わっていない。
そして、それはとても美しいことだと思うのです。

✧━━━━━━━━━━━━━✧
自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
✧━━━━━━━━━━━━━✧