くまこブログ

直列は苦手、並列は得意

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旅行で泊まったホテルで、コーヒーマシンの使い方をスタッフに教えてもらった。 でも正直、こういうのは全然覚えられない。 一気に説明されると、頭の中が真っ白になってしまう。

道案内も同じで、最初に「右に曲がって…」と言われても、そこから先はもう入ってこない。 ChatGPTで質問したときに、方法を一気に返されても同じ。 どうやら私は「順番に並んだ説明」には弱いらしい。

でも不思議なことに、同時進行は得意だ。 パソコン作業をしながら海外ドラマを見たり、 子どもと話しながら、横で別の人が話していることもちゃんと耳に入る。 つまり私は「直列処理は苦手、並列処理は得意」なタイプなんだと思う。

同じような人もきっといる

もしかしたら、同じように感じている人もいるかもしれない。 「説明が長いと頭に入らない」 「でも複数のことを同時にするのは平気」 「順番よりも、全体を感覚で掴む方が得意」

それって、決して能力が劣っているわけじゃない。 ただ、情報の受け取り方や処理の仕方が違うだけ。 私たちには私たちなりの、得意な学び方や理解の仕方があるのだと思う。

星の性質から見る情報処理のタイプ

調べてみると、これは私が生まれ持った星の性質にもつながっている。

私は水瓶座の太陽を持っていて、これは「ネットワーク的に同時に繋がる」エネルギー。 ひとつずつ順番に追うより、点と点を感覚で同時につなげていく方が得意。

その一方で、知性を表す水星は山羊座にあって、こちらは本来「順序立てる力」を示す。 でも水瓶座太陽の”多次元的”な性質が強く出ているから、 「順番は疲れるけれど、同時性にはすごく強い」という形になっているらしい。

さらに、月の配置の影響もあり、感覚的・マルチタスク的な要素が強い。 だから「並列でいくつもの世界を同時に感じる」ことが自然にできるのだと思う。

ホロスコープから見る私の情報処理パターン

占星術的に詳しく見ると、私のネイタルチャートには「風の星座」の影響が強く出ています。

水瓶座太陽: 固定宮の風。一度に複数の情報ネットワークにアクセスし、同時並行で処理する能力。直感的なひらめきで点と点をつなぐのが得意。

山羊座水星: 活動宮の地。本来は段階的・論理的思考を得意とするはずだが、水瓶座太陽との組み合わせで「構造は理解できるが、順次処理は疲れる」という特徴に。

月のアスペクト: 感情と直感を司る月が、複数の天体と同時にアスペクトを形成。これが「同時に複数の情報を感情レベルで受信する」能力として表れている。

第3ハウス(コミュニケーション・学習方法)に天王星的な影響があることで、従来の教育方法や説明方法に馴染みにくい傾向も見て取れます。

現在の星の流れと情報処理能力

2025年8月下旬の現在、水瓶座を通過する冥王星の影響で、多くの人が「新しい情報処理方法」や「従来とは異なる学習スタイル」に目覚めています。

また、乙女座新月の影響で「効率的な情報整理」がテーマになっている今、私のような並列処理型の人間にとっては、むしろ有利な時期と言えるかもしれません。

天王星と水星のアスペクトが示すように、「順番通りではない、新しい理解の仕方」が社会全体で求められる流れが来ています。AIの普及も、この「並列処理」「同時接続」の時代への移行を象徴しているようです。

カバラ的視点から見る意識の処理パターン

カバラの生命の木で考えると、私の情報処理パターンは興味深い特徴を示しています。

順次処理(直列): これはマルクト(物質界)からイェソド(基盤)へと順番に上昇する「段階的な道」。論理的で確実ですが、時間がかかる。

並列処理(同時接続): これはダアト(知識)やケテル(王冠)的な「直接接続」の能力。複数のセフィロトに同時にアクセスし、統合的な理解を得る。

私が「直列は苦手、並列は得意」なのは、意識が物質界の順次的な制約を越えて、より高次の「同時性」の領域で機能しているから。これは霊的な進化の表れとも言えます。

カバラでは、最終的にすべての知識は「同時に存在する一つの真理」として統合されるとされています。私の処理パターンは、この統合的な理解に近い状態で機能していることになります。

スピリチュアルな意味での多次元的理解

順番に並んだ世界は”三次元的”で、時間や因果関係に縛られます。 でも同時性の世界は”感覚的・多次元的”で、直感やシンクロに近い。

私が「直列に弱くて、並列に強い」のは、星の性質そのものでもあり、感覚を通して多次元的に”コードをつなぐ”役割を生まれ持っているからなのかもしれません。

これは単なる個人の特性ではなく、新しい時代に必要とされる「統合的な意識」の表れでもあります。情報過多の現代において、私たちのような並列処理型の人間は、むしろ時代の先駆けとなる役割を担っているのかもしれません。

自分らしい理解の仕方を大切に

だから、説明を一気に覚えられなくてもいい。 私にとって大事なのは「一歩ずつ」と「同時に広がる感覚」。 その二つを行き来するのが、私のリズムであり、星が与えてくれた性質なんだと思う。

同じように「順番通りじゃない方が理解しやすい」と感じる人がいたら、それは決して欠点ではなく、むしろ新しい時代に適応した意識の表れなのかもしれません。

星の配置も、カバラの教えも、現在の時代の流れも、すべてが「多様な理解の仕方」を受け入れ、活かすことの大切さを示しています。

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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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