くまこブログ

記憶が助けに来た朝 ー 自分を救うのは自分しかいない

父と、部屋の広さのことでまた揉めた。
私は六畳だと思っている部屋を、父は八畳だと言い張る。
これが初めてじゃない。何度も同じやり取りをしている。
違うよと言っても譲らないし、説明すればするほど話がこじれる。
正直、もう毎回「またか」という感じ。
―――――


そんなやり取りがあった夜、
朝方、二度寝まではいかないうつらうつらの状態で夢を見た。
家を建てたときの間取り図が、本棚の引き出しに入っている、という場面。
目が覚めた瞬間に
「あ、そういえばあったな」
と思い出した。
―――――


40年以上前のことなのに、
その引き出しの位置や感覚まで妙にリアルで、
起きたあともしばらく残っていた。
―――――


これはお告げとか、導きとか、そういう感じではなくて、
ただの記憶。
でも、今のタイミングでそれが出てきたことには意味がある気がした。
―――――


実際、間取り図があったのは事実だし、
それを思い出したことで、気持ちが少しだけ緩んだ。
父に見せて証明したいとか、論破したいとかではなくて、
自分の中で
「ああ、そうだったな」
と腑に落ちただけ。
―――――


たぶん、かなり溜まっていたんだと思う。
同じことで何度もぶつかって、
同じところで疲れて、
その積み重ねが夢に出た。
―――――


誰かに教えられたというより、
自分の中から出てきた感覚。
過去の自分の記憶が、今の自分を助けに来た、という感じに近い。
―――――


スピリチュアルの世界では
「高次からのメッセージ」
「魂からのサイン」
みたいな言い方をするけど、
今回のこれはかなり現実的で、かなり地味で、かなり人間的だった。
―――――


結局、思い出したのも、意味づけしたのも、自分。
受け取ったあとどうするかを決めたのも、自分。
誰かに救われたというより、
自分で拾い上げただけ。
―――――


こういうのって、突き放した言い方になるけど、
自分を救えるのは、結局いつも自分しかいない。
代わりに感じてくれる人も、
代わりに決めてくれる人も、
代わりに背負ってくれる人もいない。
―――――


ヒーラーでも、占い師でも、メンターでも、
その人が何かを「してくれる」わけじゃなくて、
きっかけを投げるだけ。
拾うかどうかも、使うかどうかも、
全部こっち側。
―――――


何度も通わせる人より、
「もう大丈夫だよ」って言える人のほうが、よほど信用できる。
―――――


誰かに預けて楽になる形って、長くは続かない。
その場は軽くなっても、結局また戻る。
だから依存させる構造のところほど、
言葉は優しいけど出口がない。
―――――


今回の夢もそうで、
何かを授けられた感じはなくて、
元からあったものを思い出しただけ。
―――――


答えは外にあったんじゃなくて、
ずっと自分の中にあった。
―――――


夢がそれを引っ張り出した。
そして拾ったのは自分。
それだけの話。
―――――


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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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