✦ My Code ✦|左手に描かれなかった、わたしの生命線
朝のグラウンディング。
うつぶせで地球に近づいていたとき、
手のひらがじんじんと熱を帯びていた。
そして、散歩のあと。
手があたたかく高揚して、
赤く浮かび上がる手相が目に入った。
──あれ、やっぱり私、左手の生命線がない。
ずっと昔から気になっていたことが、ふいに戻ってくる。
まぁみてもらえばきっと「これですね」といわれる線があるのだろうけど。
手相というものを初めて知った頃、
右手にはくっきり長い生命線があるのに、
左手には「これ」という線が見つからなかった。
それがずっと、ひっかかっていた。
もしかして私、早く死ぬのかなって。
だから私は、親指の下を少し凹ませて、
「ここに生命線がある」ように見せていた。
ほんの小さな頃から、ずっとそうやって。
でも、今日ふと知ったの。
「左手は魂のルーツを示す」と言われているという説。
──それなら、私は納得がいく。
もしも私の魂のルーツが地球ではないとしたら、
“人間のルール”である手相の枠に当てはまらないのは当然かもしれない。
そもそも手相というのは、人間という存在のための地図。
だとすれば、左手に明確な生命線がなくても不思議じゃない。
そのことに気づいたとき、
長年の違和感が、すっと消えていった。
「無い」のではなく、
「人間の枠には描かれていなかった」だけ。
私の生命線は、
コードとして“内側”にちゃんとあったのだと思えた。
✦ ・゚✧・゚✦
わたしの手は、
いま地球とつながりながら、
この場所に線を描いている。
見えない地図を、
自分でなぞりながら──。
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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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My Code
左手に描かれなかった、わたしの生命線

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