夢のまま終わりたくないと思った話
前回、夢と脳の話を書いた。
このまま夢を見ている状態のまま死んだら、その夢の中の物語を現実だと思ったまま感じ続けるのだろうか、というところから始まった話。
でも夢は脳が見せているものだから、そうはならないのかもしれない。けれど、想像はできないし、結局答えは出ない。
そんなことを考えていた流れの中で、今朝また夢を見た。
今朝の夢
一見普通の空き家のような建物に、数名で隠れている夢だった。
何か悪いことをしているわけではないのに、見つからないようにしていて、そこに警察が来て聞き込みをされる。
やばいと思って、日本人じゃないふりをしてカタコトで話したりしていた。
その建物は外から見るとただの古い空き家なのに、中に入るととてつもなく広い豪邸で、家具や調度品もすごく整っている。
でも玄関付近だけは、長年使われていない空き家のような雰囲気のままで、人が住んでいないように見せている。
さらに、壁の隠し扉からエレベーターで下に降りると、暗い路地裏につながっていて、そこからまた外に出られるような構造になっていた。
イメージとしては、映画に出てくるような、世界的な泥棒や暗殺者の隠れ家のような雰囲気。
とにかくドラマティックで、非日常で、面白い夢だった。
起きたあとに思ったこと
夢としてはすごく面白かったし、印象にも残っている。
でも、起きたときに強く思ったのは、
このままこの夢の世界を現実だと思ったまま死にたくないということだった。
どんなにドラマティックでも、どんなに面白くても、あれは夢で、現実ではない。
やっぱり私は、いま起きている現実を生きたいと思った。
コントロールできるものとできないもの
夢は、自分の脳が見せている世界だけど、自分でコントロールすることはできない。
見せられているものの中にいる状態。
それに対して、現実は同じように自分の中から始まっているのに、選ぶことができる世界でもある。
いま見ているものも、自分で選んでいるようで、実際にはアルゴリズムの中で、選ぶためのものを提示されている状態でもある。
過去の行動や反応、統計や仕組みの中で、導かれた選択肢の中から選んでいる。
でも、その中で何に反応するか、何を選ぶかは、自分で変えることができる。
だから選択と行動を変えていくことで、流れてくるものも変わっていく。
過去は変えられないけれど
過去は変えられない。
記録は変わらないし、起きたことはそのまま残る。
でも、記憶や意味は変化していく。
自分の行動によって起きた過去は、自分のしたことだから、まだ変化させやすい。
でも、親や家庭環境のように、自分で選べなかったものは、変化させにくい部分でもある。
それでも、もし「今」が自分にとっていい状態だったとしたら、
あの過去があったから今がある、というふうに意味は変わっていく。
選べなかった過去も、線としてつながっていたことになる。
私自身、家庭環境にはしんどい部分もあったし、いわゆる一般的な家族愛とは少し違うと感じることもある。
それでも、今が楽しいと思えているから、結果としてOKだと思えている。
デコポンのこと
この写真はデコポン。
この季節になると思い出すのは、母のこと。
先月末が命日で、ちょうどデコポンが出回る時期と重なる。
「デコポン食べたい」って言っていて、お見舞いに買って行ったけれど、結局食べることはなく、そのまま亡くなった。
だからこの時期になると、自然と思い出す。
あのとき食べられなかったことも含めて、今こうして思い出していることも含めて、全部つながっているんだなと思う。
だからこそ、今を生きることを大切にしたいと思う。
今しか動かせないもの
過去は変えられないし、夢もコントロールできない。
でも「今」だけは、自分で動かすことができる。
今の選択と行動で未来は変わっていくし、その結果として過去の意味も変わっていく。
今のわたししか、未来のわたしを変えることはできない。
そして今は、未来だけじゃなく過去の意味まで変える地点でもある。
だから、やっぱり今を生きたいと思った。
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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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