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2025年12月20日、新月。
今回は射手座の位置で起こる新月だった。
新月と聞くと、願い事、新しいスタート
前向きなエネルギーそんな言葉が自然と浮かびやすい。
射手座の新月は、視野の拡大、理想や価値観の更新
ここではないどこかを思い描く力などがテーマだとされている。
新月は「種まき」と表現されることが多いけれど、
射手座の場合は、何かを無理に始めるというより、
自分の内側にある“向かいたい方向”をはっきりさせる作用が強いとも言われている。
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でも、今回の新月を迎えた私の体感は、
いつもと少し違っていた。
新月前後から頭痛が続き、
感情もどこか揺さぶられるような感覚。
静かというより、
内側がざわつく感じだった。
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実際に起きた出来事も、
穏やかなものではなかった。
怒り
イライラ
焦り
衝撃を受ける事実
新月=ポジティブ、とは言い切れない感情が、
次々と浮かび上がってきた。
その感覚は、
どちらかというと
満月前後に感じるものに近かった。
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一般的に満月は、
感情が表に出やすい
揺れやすい
浄化が起きる
と言われている。
でも今回は新月なのに、
まるで満月のように
感情があらわになる出来事が重なった。
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少し前から感じていることがある。
当たり前だと思っていたことが、
当たり前ではなくなってきている感覚。
思い込み
刷り込み
昔からそうだと思っていた価値観
それらを見直す流れが、
静かに、でも確実に進んでいる。
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そう考えると、
新月は願い事をする日
満月は浄化する日
という固定されたイメージも、
そろそろ一度横に置いてもいいのかもしれない。
月はただ巡っている。
どう感じるかは、人それぞれ。
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今回の新月で私が感じたのは、
何かを新しく始める衝動ではなかった。
むしろ、
もう選ばなくていいもの
関わらなくていいもの
それがはっきりと浮かび上がる感覚だった。
新しいものを足す必要はなく、
手放すというより、
選ばないと決めるだけで
自然と整っていく。
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ここで、ひとつの疑問が浮かんだ。
そもそも、
新月の願い事はいつから始まったのか。
満月のお財布振りは、どこから来たのか。
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調べてみると、
新月も満月も
天文学的にはただの自然現象だ。
占星術では象徴的な意味づけはあるけれど、
今広く知られている
「新月にこれをする」
「満月にこれをする」
という習慣は、
比較的最近になって広まったものだと言われている。
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そう思うと、
新月だから願い事をしなきゃ
満月だから浄化しなきゃ
と感じていた違和感も、
自然なものだったのかもしれない。
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今回の新月で、
私の中で新しく始まったものがあるとしたら、
それは
仕事でも
願い事でも
環境の変化でもない。
これからは、
新月や満月を
誰かの言葉やイベントとしてではなく、
自分の感覚で感じていくこと。
願い事をしたくなる気持ちがあるのか。
何もしたくない感覚なのか。
感情が揺れるのか、静かなのか。
光がないからこそ、
見えてくるものがある。
今回の新月は、
月を見る日というより、
自分の感覚を見る日だった。
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自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
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