
サイトを始めたとき、最初からブログを書くつもりはありませんでした。でも投稿を重ねるうちに、思っていた以上に「書くこと」が日常に入り込んできたのです。
あるとき、自分でも不思議に思いました。いわゆるスピリチュアルな世界を発信しているのに、どうしてこんなにファッションの話をブログに載せたくなるんだろう、と。
そこで深く掘り下げてみると、私にとってファッションは単なる服選びではなく、自分で選択し、自分らしく生きるためのスピリチュアルな行為だということが見えてきました。
人生という服との円環
人生という服との円環。
生まれてきた時は裸で、自分の好きなものを着るなんて意識もなく、与えられたものを着る。成長して自分で選ぶようになる。年を取ったら、もしかしたらまた選べない状況にもなったり。そして最後は、また裸に戻る。
最後に裸に戻るまでの間、今日という日に何を着るかを選べる私たち。それはなんて贅沢で、なんて美しいことなんでしょう。
だからこそ、ファッション、お洒落はスピリチュアルなのです。
6月から始まった大きな転換
2025年6月、私の生活は大きく変わりました。長く続けていた活動を手放し、今までとは違う時間の使い方、心の置き方を選び始めたのです。
振り返ってみると、それはただの思いつきではなく、人生全体の星の巡りから見ても「方向転換のタイミング」でした。ホロスコープでは、まるで大きな円が一周して新しいスタート地点に戻るような配置があり、過去の経験や積み重ねが、これからの形へと統合されていく時期だったのです。
そんな背景の中で、私は自然と書く方向へと進みました。「書こう」と決めたわけではなく、流れに運ばれるように言葉が集まり、それを本としてまとめる作業が、今の私の中心になっています。
星の巡りが示す”今”というタイミング
占星術で見ると、2025年6月は私の人生にとって特別な節目でした。この時期、土星が私のネイタルチャートの重要なハウスを通過し、制限や責任を問い直すエネルギーをもたらしています。また、木星も拡大と成長を促しつつ、ドラゴンヘッド(ノースノード)と重なることで、魂の進化の方向性が強調されていました。
この星の配置は、「過去の経験を整理し、未来への新たな基盤を築く」時期を意味しています。私が長年続けてきた活動から一旦手を引き、新しい自己表現の方法を探し始めたのも、この星の流れにぴったり合っていたのです。
特に土星の影響は、自分の中で無意識に抱えていた課題やテーマと向き合うチャンスを与えてくれます。それは時に厳しくもありましたが、その経験があったからこそ、今こうして自分の人生の物語を言葉にし、本としてまとめる決意ができたのだと思います。
そして木星とノード軸のサポートは、これまで積み重ねてきた学びや気づきを社会に向けて広げるタイミングが来たことを教えてくれています。だからこそ、書くことが自然と私の中心になり、このタイミングで「本を書く」という大きなステップに導かれたのだと感じています。
書くことで見えてきた世界
ファッションがスピリチュアルな行為だという気づきから始まり、様々なテーマで言葉を紡いでいく中で、私の中に一本の太い線が見えてきました。
それは「自分らしく生きるための選択」というテーマです。服を選ぶこと、生き方を選ぶこと、言葉を選ぶこと。すべてが繋がっている。
本を書くということは、ただ情報を伝えることではなく、読んでくれる人が自分自身の人生という服を、より自分らしく着こなすためのヒントを共有することなのかもしれません。
流れの中にいることを信じて
「書こう」と決めたのではなく、流れに運ばれるように始まった執筆活動。星の巡りが示すタイミングと、自分の内側から湧き上がってくる衝動が一致した時、人は新しいステージへと自然に導かれるのだと実感しています。
今はまさに、その流れの中にいる時。最後に裸に戻るまでの間、今日という日に何を選ぶかを大切にしながら、言葉という服を丁寧に紡いでいこうと思います。
✧━━━━━━━━━━━━━✧
自分にコードをつなげよう
My rhythm, my light
✧━━━━━━━━━━━━━✧