偶然とメッセージのあいだで

くまこブログ

── 大浄化のサインを受け取って ──

ダルい日や、気持ちが乗らない日、よく分からない不安にはまってしまう日。そんなとき、なぜか映画やドラマがメッセージをくれることがある。

特別に探すわけでもなく、ふと目に止まったタイトルや、たまたま再生した作品。深く考えずに見始めるのに、そこに今の自分に必要な言葉やシーンがある。そんな経験を、私はこれまで何度もしてきた。

8月27日の出会い

ちょうど今も、体がだるくて気分が落ち込んでいた。だから今日は「ゆっくり過ごそう」と決めた。もがいても蟻地獄のように深みにハマるのは、もう経験済み。休むことに罪悪感を持たずに、自分に「寝て過ごせ」と許可を出した。

そんな日にAmazonプライムで見つけた映画。タイトルは『恋するプリテンダー』。ラブストーリーらしい。今日はこれを観て、きっと今の私に必要な何かを受け取るのだろう。

天気のシンクロ

昨日まで37度近い酷暑が続いていたのに、今日は一転してどしゃ降り、そして雷。外の天気が私の体調や気分を映しているように感じられた。

熱を冷まし、雨で流し、雷で解放する。まるで宇宙が「今日は休んでいい」と言ってくれているみたいだった。

書いている最中の出来事

そしてこの文章を書いているさなかに、さらに雷が激しくなり、ついに停電。一瞬すべてが止まり、静かな暗闇が訪れた。

まるで宇宙が「スイッチを一度落とせ」「外の光を消して、内側の光を見なさい」と伝えているように感じた。さらにその後も、どでかい雷が繰り返し落ちて、全身に響いた。恐れよりも「これは徹底的な浄化のサインだ」と思わずにはいられなかった。

小さな象徴

そういえば今朝、車のワイパーの水がちょうど空になっていた。視界を洗う水がなくなったのもまた象徴的だった。

これまでの浄化で古いものはすべて流され、これからは新しい水を補充して、自分でクリアな視界を作っていくとき。大きな雷から小さな日常のサインまで、すべてが繋がっている気がした。

同じようなシンクロを感じている人へ

もしかしたら、同じように「今日は疲れがどっと出た」「なぜか体がだるい」「天気の変化が激しい」と感じている人もいるかもしれません。

そんな日は、無理に頑張らなくていい。体がメッセージを送ってくれているのだから、それに素直に従うことも大切だと思います。

私たちが偶然だと思っている出来事も、実は心の奥で必要としていることと繋がっているのかもしれません。映画や本、誰かの言葉、天気の変化、小さな日常のできごと。すべてに意味があると思えば、毎日がもっと豊かに感じられます。

現在の星の流れとシンクロニシティ

2025年8月末の星の配置は、多くの人にとって「内なる導きに従う」ことがテーマになっています。

特に乙女座季節の影響で、細かなサインやメッセージに気づきやすい時期。普段なら見過ごしてしまうような「ワイパーの水切れ」や「たまたま選んだ映画」にも、深い意味を感じ取れるのです。

魚座の満月に向かう流れの中で、境界が曖昧になり、現実とスピリチュアルな世界の境目が薄れています。だからこそ「偶然とメッセージの境界」が分からなくなるのも自然なことです。

雷や停電といった天候現象も、集合無意識レベルでの大きなエネルギーの移動を表しています。個人の浄化プロセスと地球レベルの浄化が同期している証拠かもしれません。

カバラ的視点から見るシンクロの意味

カバラの教えでは、外界で起こる出来事はすべて内なる意識の反映とされています。

停電という現象： これはマルクト（物質界）からイェソド（基盤・無意識）への移行を象徴。外の光が消えることで、内なる光に注意が向かう。

雷の連続： ゲブラー（厳格さ・浄化の力）からの強烈なエネルギー。古いパターンを完全に破壊し、新しいサイクルへと導く天の火。

映画との出会い： ホクマー（智慧）からのメッセージ受信。意識的に選んだのではなく、より高次の智慧によって導かれた出会い。

ワイパーの水切れ： ビナー（理解）の象徴。古い視点（水）がすべて使い切られ、新しい理解の水を求めている状態。

これらすべてが同時に起こるのは、意識の変容プロセスが加速していることを示しています。カバラでは、このような統合的な体験を「神聖なる Providence（摂理）」の働きと呼びます。